札幌と室蘭を結ぶ国道36号線の札幌・千歳間の呼称。その由来は戦後間もない昭和28年頃に遡ります。34.5kmの延長をたった13カ月の突貫工事で完成。弾丸のようなスピードで工事を完成させたことから「弾丸道路」と呼ばれるようになりました。また別の説では、朝鮮戦争の中、米軍の出撃基地であった千歳飛行場と札幌真駒内の米軍キャンプを結ぶ軍用道路として、占領軍の弾丸を運ぶ道路という事から「弾丸道路」と呼ばれたとも言われています。この「弾丸道路」は、北海道初の本格的な長距離舗装道路であり、全国的に主流であったコンクリート舗装ではなく、積雪寒冷地に適したアスファルト舗装とし、現代に至る舗技術転換の契機となりました。 |
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