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親睦活動委員会 委員長 高野 悠
これより親睦例会「髙木昌人会長年度 最終例会」を始めます。乾杯の前に、親睦例会にあたり新型コロナ感染対策の注意事項があります。各テーブルにある注意事項をご確認ください。今年度の一年間を振り返り、賑やかに皆さんと2019-20年度を終え、次年度を迎えたいと思います。
 会長挨拶 
会長 髙木昌人
今日は朝から今年度最終ゴルフコンペも行われ多くの皆さんにご参加して頂きました。設営準備して頂いたゴルフ同好会の皆さんはじめご参加された皆さんは本当にお疲れ様でした。
いよいよ今夜が今年度最終例会となってしまいました。
皆さんご存知の通り、我々ロータリ―やロータアクト、更にはライオンズクラブやソロプチミストといった奉仕団体の多くは7月から翌年の6月までが活動年度であります。先週からSNS等では、各団体の最終例会の模様や会長の交代等の画像がアップされております。おかげ様で当クラブは火曜日が例会日ということで、6月30日という本当の最終日に最終例会を開催できました。
大下幹事や高野委員長をはじめ親睦委員会の皆さんにとりましては、任期ギリギリまで職務を全うしなければならないということで、申し訳ない気持ちもありますが、私個人としては、この期に及んでギリギリまで会長職を務めさせて頂けるというのはとても喜ばしく感じております。
先週予告しました通り、この場での会長挨拶はシンプルにし、懇親会の後段で、謝辞も含めた最後の挨拶をさせて頂きます。宜しくお願いします。
本来なら今年お世話になりました会員の皆さんお一人お一人にお酌して回りたい所ではありますが、今回の申し合わせ事項に「お酌は禁止」となっておりますので控えさせて頂きますことを、ご容赦願います。
とにかく今夜は最終例会です。一年間の労をねぎらい合い、そして明日から、もうあと5時間半後には始まる松坂年度への引き継ぎをしっかりと行いたいと思います。宜しくお願いします。

 ビジター挨拶 
千歳ローターアクトクラブ 会長 山根勇人

皆様、本日で千歳ローターアクトクラブ会長を終えることになりました。今年度は地区幹事、地区メンバーが体調不良により活動ができなくなり、他のローターアクトターと地区の活動もしなければならないという貴重な一年となりました。大変でしたが協力して北海道交流会を開催する事ができました。次年度城地会長は次々年度地区幹事に予定されています。千歳セントラルロータリークラブの皆様には引き続きご指導頂きますようお願い致します。皆様一年間ありがとうございました。

千歳ローターアクトクラブ 次年度会長 城地和哉勇人
今年度、印象に残っているのは千歳セントラルロータリークラブさんの例会で卓話講師を務めさせて頂いた事とローターアクトクラブの例会で自分のカンボジアでのボランティア活動を報告できた事です。話をするのは得意ではありませんが、非常に良い経験ができました。次年度は会長として活動をして参りますが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

 三役バッジ交換 
今年度三役から次年度三役へバッジを引き継ぎました。


 会長へ労いのプレゼント 
髙木会長の一年間の活動を労い、菅原直前会長より花束が贈られました。
また松坂会長エレクトよりご協力頂いた髙木会長令夫人 髙木洋美様へ花束を贈りました。
高野親睦活動委員長からは特製アルバムを、またお誕生日を祝って似顔絵ケーキがサプライズで贈られました。
 映像「1年間を振り返り」 

映像「1年間を振り返り」、髙木会長制作の映像が例会で流されました。 ※音量を調整の上、ご視聴ください。

 会長から感謝のことば 
会長 髙木昌人
「ロータリーには"イエス"か"はい"しかない」という言葉はよく耳にしてきましたが、正直に言うと実はこの言葉はあまり好きではありません。それは結果的に何とかできた方々、あるいは幸運にもできる環境にある、羨ましくも時間にもお金にも余裕がある、あるいは都合がつく人達による言葉で、それはあまりにも相手の状況に対して配慮のない自己中心的な言葉だなと思っていました。
むしろ例え相手が断っても、それを受け入れる寛容な姿勢こそがロータリーアンなのではないかと思っています。
ただその考えも、何もやってもいないのに、ただ「嫌だ嫌だ」と言っていては、それはただの我儘な逃げ口なのかなとも思い、自分のこれからの言葉により説得力をつけるためにも、とりあえず勇気をもってやってみることが、この会長職を引き受けた時の心構えでした。
そして「せっかくやらせてもらうなら、せっかく仕事を削って、職場の鍵を閉めて出て行くのだから、きちんとやりたい。全うしたい。」とも思い、急きょ昨年度では幹事も務めさせて頂きました。おかげさまで昨年度は菅原会長と共に濃い一年を過ごさせて頂きましたし、そしてこの一年間は大下幹事と共にとてもとても濃い一年を過ごさせて頂きました。おそらくこの2年間は一生の中でもかなり印象深い2年間になるはずです。お付き合い頂いたお二人には感謝の言葉しかありません。
ロータリーの特徴の中に「職業奉仕」という言葉があります。
地区でも職業奉仕委員会の委員長も務められている坂井先輩がこの難しい難解な言葉をなるべく分かりやすく説明しようと活動されておりますが、「自分の職業を通して世の中に奉仕しよう」「みなを幸せにしよう」ということなのなら、自分は自分の職場を放棄してロータリーに出ているなんて、一体何をやっているのだろうという葛藤の中で、グランテラスに向かってたこともありました。
そんなまだまだ未熟な自分は常にピリピリしていて、時に相手に配慮のない言葉を発してしまうことも多々ありました。青年会議所に11年間在籍し40歳で卒業をした時には「よし、これで立派な大人として社会に出られるぞ」とも思っておりましたが、48歳になっても、まだまだ未熟なハナタレ小僧でした。
幸いにも理事会メンバーとしてご一緒して頂いた松坂先輩、佐々木先輩、望月先輩には本当にお世話になりました。「余裕のないお前を見ているとむしろ可哀想に思える。もっと楽にやったらどうだ。」「自分だけが忙しいんじゃない」「本当に伝えたいなら、伝え方をもっと考えなさい」といったとてもありがたいご指導を頂きました。
先輩方からの温かいご配慮あるご指導がなければ、自分はもっと違う方向に向かってしまっていたかもしれません。本当に感謝の気持ちで一杯です。
直前会長の菅原さんにも助けられました。昨年度会長幹事として過ごさせてもらったよしみから、困った時はとても頼りになる存在でした。とにかく理事会や例会でも常に近くにいて頂き、安心感を与えて頂きました。昨年度会長として目一杯活動されたにもかかわらず、2年連続で長泉にもご一緒して頂き、カラオケフェスティバルでは、率先して協力して頂き、今野さんと共にフルコーラスで一緒にYMCAを踊って頂いたことは、他の13名の皆さんも含め、本当に感謝の言葉しかありません。
本日、諸事情でご出席されては叶いませんでしたが、会計理事の石川さんにもお世話になりました。昨年度はSAAとして「ホントはこういうの苦手なんだよね」と言いながらも毎回例会の前日に手書きで例会進行のセリフを書いて「これでいいかな?」と高木に見せにこられた真摯で誠実な姿勢はとても好感が持て、率直な意見も言って頂き、絶対に高木年度にも必要な方だと思い、嫌なのを無理を承知でお願いした理事を、一瞬考えた後に承諾して頂いたことは本当にありがたかったです。快くご了承して頂いたご主人も含めて深く感謝の気持ちで一杯です。
そして大下幹事ですが、語り出したら例会時間を超過してしまうので多くは語りません。とにかく話が固くお酒も上手に飲めないこの高木と、先輩メンバーはじめ会員の皆さんとの間に入って上手くこのクラブを運営して下さったのは紛れもなく貴方のおかげです。
また、会長・幹事が若いという気負いからか「千歳セントラルロータリークラブをナメられたくない」ということで、ガバナーや他のクラブには常に本音で対峙してきた一年でしたが、一緒にずっとファイティングポーズを保ってきた我々二人は、第7グループ内では、人によって、あるいは市内の6クラブの中では、常に「厄介なコンビ」として映ったことでしょう。明日からは会長エレクトとなられるわけですが、今年度頂いたご恩は、いずれはまた違ったカタチで必ずお返ししないと思っています。
長くなってしまいました。他にも多くの各委員長様はじめ全ての会員の皆様、事務局員の上野さんも含め全ての会員の皆様のお支えがあったからこそクラブが運営されました。
組織図を作成する際には、お願いする方のお仕事柄や環境・ライフスタイル等を想像し配慮した上で、お願いしていたつもりではありますが、まだまだ配慮は足りなかったと思います。お預かりした大切な会費を、いかに有効に活用できるかを、常に念頭に置いていたつもりでした。
今思えば僕の会長活動方針は、あくまで自分の拙い経験に基づく価値観によって作成したものです。それにお付き合いして頂いたという事は、先輩から頂いた「みんながお前と同じじゃないんだ」というお言葉を通して察すると、皆様の寛容さがあったからこそ活動させて頂き、本日を迎えることができているのだと思います。
ある先輩の言葉を少し真似て申し上げますと、私にとってロータリーは、それが全てではありませんが、ロータリーに入ってなければ、千歳セントラルロータリークラブに入っていなければ、今の自分はなかったですし、今後も自身の成長のツールとして大いに活用させて頂きたく思っております。 一年間本当にお世話になりました。ありがとうございました。今後とも宜しくお願い申し上げます。