会長あいさつ
会長 髙木昌人
こんにちは。久しぶりの例会にご出席頂きありがとうございます。 4月7日以来の例会となりました。3月にも一度中断となった際に、その再開の時に「約1ヶ月例会が空くというのは、創立以来ないことだ」と話しましたが、今回はその倍の約2ヶ月空いてしまったことになりました。合わせて年間の例会スケジュールの4分の1が空白となってしまいました。
僕に限らず、多くの方がいろんな意味で、ぶつけようのない悔しさで一杯かと思います。
世間ではようやく学校も再開し、社会がゆっくりと動き始めておりますが、一方で第2波、第3波に警戒しつつという状況、まだまだ本来の姿ではありません。
例会の形態も幹事からのご案内の通り、このような工夫、体制をとらせて頂いております。一体いつになったら本来の元の状態に戻れるのか。いやもう元の社会には戻れないのではないか。様々な憶測が飛び交っています。そもそも我々は過去を懐かしむ団体ではありません。これから先どうあるべきなのか。元来、我々は常に未来を創造し建設的に考える団体だと思っています。
本日の例会は「次年度の活動概要」です。この数カ月、松坂会長エレクトと望月副幹事をはじめとする次年度理事会では、常に会員のためのクラブ運営について考えております。どうか会員皆さんで状況を共有し、新しい千歳セントラルロータリークラブを創造して、一緒にこの事態を乗り越えていきたいと思います。最後まで宜しくお願いします。
次年度会長方針
会長エレクト 松坂敏之
先ほど髙木会長からコロナに対する対応を、我がクラブも変わっていかなければならないという話がありました。
皆さんの企業、会社や事業所は、これから相当なダメージを受けることは必至です。
今までのロータリーをやっていいのかどうか相当な自問自答しました。私の事業だけでなく遠からず皆さんの事業が影響を受ける事を考えますと、ロータリーもその時代に合わせた恰好でやっていかなければなりません。つくづく感じたものですから、悩んで悩んだ末に方針を変更させていただくことになりました。こういう時代は自分が求めてなったものではなく、相手の方からやってきて、いついなくなるかも分かりません。
お手元に資料を配らせていただきました。あまりにも変更が大きいものですからクラブ協議会で皆さんのご質問、意見を頂戴しながら、練っていかなければなりません。
<クラブへの提案>
1.RI、地区への負担金の軽減を要請
2.例会を月2回の実施
3.年会費の減免
4.創立30周年記念式典・祝賀会の中止
5.事務局運営の削減
尚、この提案は、2020-2021年度に限って実施します。
これから実体経済がどういう状態になるか分かりませんが、やはり実体経済に沿ったロータリーでなければなりません。決してロータリーありきのものの考え方ではなく、我々ありきのロータリーです。
我々が一生懸命汗水流した金をもう少し皆のために役に立つ事が出来ないかという事がロータリーの基本です。その基本精神に則って進めたいと思います。
相当方向転換を致しますので、この考え方は私の個人的な考え方が相当あります。先輩も若い方も皆さんの意見を是非聞いて、修正菜必要な場合は修正しながら進めて行きたいと思います。
既にこの件について今年度理事会、次年度理事会、30周年実行委員会には説明をさせていただき、一応は了解をいただいています。是非皆さんに忌憚のないご意見を頂戴出来れば有難いと思います。宜しくお願いいたします。
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創立30周年記念式典・祝賀会について
創立30周年実行委員会 委員長 佐々木俊英
創立30周年実行委員会から報告させていただきます。
前回例会で皆さんに進行状況を報告させていただいております。9月13日に向けて、準備万端すべて順調に進行中であると報告させていただきました。
先月5月に最後の実行委員会、理事会を開催しましてコロナの影響で中止は止むを得ないのではないかという結論に至りました。我々が予定していた200数十名の方々、来賓をお招きしてというような従来の形の周年事業は出来ないだろうと理事会で決定いたしました。
しかし、周年事業を実施する意義は、メンバー各位が共通の目標を持ち、力を合わせて目的に向け活動するという事は、メンバー相互の絆を深める、あるいは連帯意識を高めるなど非常に重要な意義があります。
従来の形では出来ないけれども意義深いものがあるので、実施可能なそれなりの形に変更してやりましょうという事になりました。
予定としては今年の11月19日。この日は当クラブの実際の創立記念日であります。11月の例会を利用してメンバーだけで30周年を祝おうという結論に至ったわけです。
記念すべき30周年でありますから、皆さんが納得いくような内容にしなければならないと思っています。実行委員会全力を挙げて、その内容を検討中であります。形は変える事になりますけれども、メンバーのみで30周年を祝いたいと考えております。ご理解の上、ご協力の程宜しくお願いしたいと思います。
次年度の活動概要
副幹事 望月秀則
お手元の資料で組織図、プログラム、会計案を説明させていただきます。
組織図においては皆さんでご確認いただき、各委員長には先ほどお話がありましたように、各例会含めてより内容の濃い例会という事で今まで以上に議論を尽くした中身でやっていただきたい、またやっていく理事会でもありたいと思って進めていきたいと思います。
年間プログラムについては、例会回数は減りましたが、親睦例会についてはそれ程回数を減らしていません。年間26回、7月・6月に各3回、その他は月に各2回、ローターアクトとの合同例会も通年通りに年度当初と最終例会の2回入れています。本来、飲食業をされているメンバーの事業所での移動親睦例会が毎年恒例でしたが、こちらは一部省かれた所もあるようになってしまいました。10月27日にガバナー公式訪問、11月19日は創立30周年記念親睦夜間例会、4月22日は千歳RCさんとの合同例会を予定しています。例会を進めていくにあたり、理事会は勿論ですが、プログラム委員長にもご活躍いただき、議論を重ねたものにしたいというのが松坂年度の特徴です。偶然にも例会回数が減ったということもあり時間も取れるのではないかと思います。 折角貴重な時間で例会出席していただいた会員の皆さんに、多くの物を持ち帰っていただき中身のある一年でありたいと思っています。
会計案は、年会費が通常より6万円減額されています。
ちなみに千歳RCさんは平年通り行われるそうです。2019-2020年度並みの例会数、規模、参加数でされるそうです。
平年の地区協議会の参加費や次年度アクトの全研など全員登録を要望されているものもありますが、予算には計上されていません。都度、皆さんに参加を仰ぎながら会費徴収をいただくという流れにさせていただきたいと思います。
例会費は、例会数が減りましたので、例年の70%~75%でみております。 事務局の出勤回数の削減も調整させていただき、原案では現在土日休みですが、金曜含めて週3日間お休みを予定し協議の上、減額させていただいた予算となっています。
会員手帳も3年目を迎えますので、予算をとり夏には発行を予定しています。そもそも支出のRI、地区、その他に納入する人頭分担金・負担金・寄付金等で一人当たり4万1千円ほどが動かぬ定額となる上納金の類となっています。各項目を減額試算しても中々上手くいかない事がありました。
今年30周年で予算を200万~220万円を予算しいましたが、この一部を記念誌など30周年の関連事業費にあてます。
特別会計繰入の積立金取崩で、皆さんが積み重ねてきた積立金の250万円を、この予算の中に組み入れておりますので、この辺を含めて後ほどご質問をいただければと思います。予算上はそれなりにいっぱいいっぱいです。
大改革という事でお話がありましたが、44名が活動するために最低限の必要経費は、基本的な経費と事務局運営費を含め、相当に必要なのだと会計をみて勉強になりました。なるだけ無駄な出費を削減しながらやっていきたいと思っています。
─── 各会員からの質疑・ご意見に応答しました。 |