米山記念奨学委員会 委員長 田口 廣
10月に入り、米山月間ということで米山記念奨学委員会が担当します。本日は米山奨学生のフォンさん、地区の中川さん、恵庭RCの方々をお迎えしました。有難うございます。それでは地区の現状をお話頂きます。 (2018年10月2日)
RI第2510地区 米山記念・学友委員会
委員 中川富雄 様

千歳セントラルさんは、米山梅吉翁に対して非常に熱心で、恵庭は足元にも及ばず大変恐縮ですが、少しだけお話します。
内容は先ほど会長がお話された通りです。
先般、田口さんから電話がありまして本当に有難うございます。奨学生のフォンさん本人は今日が初めての卓話という事で、練習のつもりで来させて頂きましたので、どうぞ宜しくお願い致します。
恵庭RCは米山奨学生を受け入れるのは6人目です。恵庭に文教大学があるという事で、途切れたこともありますが、今年も受け入れる事になりました。
地区の状況ですが第2510地区は17人の米山奨学生がいます。その中にフォンさんも入るわけです。
隣の第2500地区は25名、先ほど会長からお話があったように全国で八百数十名がいます。一人平均月10万円程度、年間120万円程度の奨学資金を支給しています。単純計算ですが年間10億円支給しています。民間最大と言われています。
今年の地区の予算はわからないのですが、一人1万6千円ぐらいの寄付方針となっています。実際は中々集まらないのが現状ですので、是非協力して頂けたらという思いがあります。
今まで米山奨学会と学友委員会が別にあったのですが、合体して一つの委員会になりました。私はまだ2年目ですが、千歳クラブさんからも一人おられます。
今年からサブ世話クラブという制度が出来まして、我々はメインの世話クラブですが、静内クラブさんが立候補しています。もしされたら年2回ぐらいフォンさんを連れて来たいという内容です。
地道にコツコツと地区の活動をする委員会でございますので、フォンさんを含め宜しくお願い致します。

米山奨学生カウンセラー 舘内正子 様
初めての事ですが、フォンさんの助けになれば良いと思いながら活動しています。初めての経験なので大変だろうと思います。助けになればと思っていますので宜しくお願い致します。

恵庭ロータリークラブ 米山奨学会委員会
委員長 水野 凡 様

フォンさんは、現在北海道文教大学の3年生です。今回奨学生を受け入れるにあたり、2年受け入れる事になっています。
もし今日の話が上手くいって良かったと思ったら、また近いうちにそれ以外にも聞いて頂けるかと思います。
先日歓迎会の際に、是非ベトナム料理を作ってくださいとお願いしたところ、快く生春巻きを作ってくれまして、皆さんに大好評でした。こういう奨学生との接し方もありますので、是非ベトナムと北海道の架け橋になって頂ければと思います。
先ほど、幹事さんにベトナム語でご挨拶頂きました。恵庭も反省の意を込めて、次回の例会から少しずつ私共もベトナムを学ぶようにしたいと思います。有難うございました。
米山奨学生 ファム・テュ・フォンさん

皆様こんばんは。これからベトナムの紹介をしていきたいと思います。私のフルネームはファム・テュ・フォンですが、私のあだ名はホーで呼んでください。この意味は出っ歯という意味で最初は嫌でしたが、毎日言われて今では嫌ではありません。
私の家族は5人で両親と弟が2人います。両親は不動産のような部屋を貸す仕事をしています。23歳の弟は床屋をやっています。もう一人はまだ中学生です。
私が日本に留学する理由は、子供からアニメや漫画に触れあって日本が好きになりました。
大学生の時にベトナムのよさこいチームに参加しました。2014年東京原宿のよさこい祭りを体験するため来日しました。文化交流としていろいろな体験をしました。このようなことから日本に留学しようと決めました。
北海道に来られたのも「よさこい」のおかげです。
私の趣味は絵を描くことと踊ること、ビールを飲むことです(笑)。
ベトナムでは18歳からお酒を飲めますが、大人は子供達にどんどん飲ませます。ベトナム人はお酒が大好きです。
現在、私は北海道文教大学外国語学部国際言語学科の3年生に在籍しております。大学では観光についての授業、英語・中国語の授業を学んでいます。今年タイ語検定に合格できて、来年は韓国語検定に挑戦しようと思っています。
将来ベトナム人に素晴らしい北海道の事を紹介したいと思います。
── その他にベトナムの言語、生活など写真を使い流暢な日本語でご紹介頂きました。

菅原百合子会長とファム・テュ・フォンさん