SAA 委員長  石川貴美子
9月25日、RI第2510地区の小山司ガバナーが当クラブをご訪問されました。
ロータリーの現状はじめ、今後のロータリー活動に関する問題点を分かりやすくご説明され、持続可能な絶え間なき変革のスタートについてご講話を頂戴しました。
会長 菅原百合子
この度の胆振東部地震から19日ほど日にちが経ちました。9月6日の夜中に一斉に停電になり、皆様が不安な日々を過ごされた事と思います。そして、この千歳市を含め多くの自治体が被害を受けた所であり、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災された皆様におかれまして心よりお見舞い申し上げます。
そして震災直後、友好クラブであります長泉ロータリークラブ様、そして宮城県の岩沼ロータリークラブ様から応援メールやお見舞いを頂きました。
そして「突然のFAXで申し訳ありません」と、第2790地区千葉県の印西ロータリークラブ様から被災された方々への支援活動をロータリーを通して、何か出来ないだろうかとの事でFAXを頂戴しました。ロータリーを通して、ロータリーだから出来る事とは、と改めて私も考えていました。
本日は小山司ガバナー、齋藤茂生ガバナー補佐、お忙しいところ千歳セントラルロータリークラブにご訪問頂きましてありがとうございます。本日10時より会長・幹事懇談会、11時より理事懇談会を行って参りました。
私達のクラブは、国際ロータリー第2510地区第7グループです。2510地区とは北海道西部の69のクラブで構成されており、小山司ガバナーはその地区のトップとして国際ロータリーとの調整役を務められる役職に就いておられます。ガバナー公式訪問は2510地区の69の全てのクラブを年1回訪問される大変にハードな公式活動です。年度初めの7月には12ヶ所のクラブに訪問されておられます。
お疲れのことと思いますが、限られた時間の中、本日宜しくお願い致します。
RI第2510地区 ガバナー 小山 司
本日は第2510地区ガバナーとして公式訪問させて頂きました。訪問の目的は、それぞれ特色あるクラブの活動を学ばせて頂き、その優れた点参考になる点を次の公式訪問の参考にさせて頂き、望ましいあるいは元気のあるクラブ運営のために多少とも貢献したいという気持ちを持って、一つ一つ回らせて頂いています。

本日午前中に会長・幹事・会長エレクト懇談会、理事懇談会で皆様方からこのクラブの現状をご説明頂きました。
いろいろな面で感動し、学ばせて頂いた点も多々ある訳でございますが、活動計画書を拝見して、まず直感しましたのは、この千歳セントラルロータリークラブはまだ30年に満たないクラブでありますけれども、41名もの会員を擁しているという事、会員の構成が今までのクラブに無かった点でございます。40代、50代、60代極めて年齢層の均一なクラブであるという事に気が付きました。
そして女性が8名と約20%に近い女性会員の比率もまた特筆すべき点であると思います。
私自身、いろいろ拝見して感じたことは、クラブの中で世代間交流が行われるというこの意味を矯正したいと思うわけです。シニアは経験を語り、若者は夢を語るという交流の中で新たな価値ある活動が展開されるだろうと思っています。男女の比率の件でも男性女性それぞれの持ち味、長所が展開される事がクラブの活動内容発展につながると思います。日本の女性会員比率は5%ぐらいです。東京、神奈川の15,6%が日本の高い方だと記憶していましたが、何とこのクラブはそれを上回る19%です。このクラブの特筆として評価しなければいけない点だと思います。
活動計画書の内容が極めて立派です。これは恐らくこのクラブをお創りになったチャーターメンバーの方々が健在であるということですので、その原型をチャーターメンバーが作られ、それを次々に伝承されて現在に至っているのだと思います。今まで拝見した活動計画書の中で一番立派な内容になっています。是非継続を期待したいと思います。
例会の回し方も極めてユニークだと思います。ニコニコもスピーチをして入れておられて、これもまた参考になるやり方だと思いました。
2年後、30周年を迎えるにあたりこのクラブの活動が更に大きく飛躍するような記念の周年行事をされまして、その時には50名という大台を超えるような勢いをもって、周年行事を迎えて頂ければと思います。
大変申し分のないクラブかと思いますので、今後の公式訪問の時に優れた点を紹介していきたいと思います。大変参考になりましたという事についてお礼申し上げたいと思います。

地震につきましての挨拶を敢えて今ここに遅らせて申し上げます。現在、国内外からいろいろな意味でのお見舞い、義援金を含めガバナー事務所に入っております。
地区としましては、救援特別警戒というような事で社会奉仕委員長を中心として、これに対しての対応の仕方、被災の調査など活動をスタートしております。出来るだけ救援活動をしたいと思っておりますので、是非このクラブにあたりましても具体的な被災の状況などを伝えて頂ければと思います。宜しくお願い致します。
前の方に掲げてもらいましたが、日本のロータリー100周年の鐘を持参して参りました。1920年10月20日、東京ロータリークラブが創立されました。2年後2020年に大きな節目を迎えます。既に2年前から日本のロータリー100周年を記念する委員会が構成されています。その第1弾として昨年の11月、ロータリーの友にアンケート調査の結果が発表されました。その第2弾として100周年記念のゴングが、東京ロータリークラブと委員会の折半で作られ、日本の34地区に贈呈されました。台座にはこの地区のクラブが設立順に刻まれています。会長に叩いて頂いてこのゴングの音色をご披露したいと思います。今後はガバナー事務所に保管させて頂き、地区大会等で使わせて頂いてはどうかと私個人は考えていますが、最終的にはいろいろ考えていくことだろうと思います。
── 日本のロータリー100周年に関係してロータリーの歴史、北海道のロータリークラブの成り立ちとクラーク博士の精神の関係などをご講話頂きました。
(中略)   日本のロータリー100周年を迎えるにあたり、ロータリーは100年展開し我々は今それを受け継いでいます。今一度ロータリー活動の現状を十分に検討し、この後の1世紀をどのようなロータリー活動にしていくか、そしてそれを次の世代にバトンタッチをしていくという精神が我々の中にあるという事を思っています。我々ロータリアンが使命を感じながら、100周年という節目を迎え、更に次の1世紀を繋げていく節目にしていきたいと思いながら公式訪問をしていることをお伝えして、講話とさせて頂きます。千歳セントラルロータリークラブも同様に、どのようなクラブに展開していくかをお一人お一人が想いを尽くしてディスカッションしながら、30周年に向かって更に発展していくことを祈念しまして、私の講話とさせて頂きます。ご清聴ありがとうございました。





会長エレクト 髙木昌人
本日は、小山ガバナー並びに齋藤ガバナー補佐様におかれましては、大変ご多用のところ千歳セントラルロータリークラブの例会にお越し頂き本当に有難うございました。
私は今年度幹事でありまして、元々緊張するたちではありますが、例会の度に緊張しておりますして、今日は数週間前から気の重い日を迎えておりました。
朝早くから会長と共にご指導頂いていますが、そんな緊張をほぐして頂いたのは、卓話の冒頭にもありましたが、僭越ながらガバナーからお褒めの言葉を頂戴しました。それは、資料をご覧になって頂いた上ですが、ひとえに28年に上る歴史の中、チャーターメンバーはじめ先輩方から脈々と引き継がれた結果かと思います。資料に関しては上野事務局員のご尽力が大きいのですが、改めていいクラブに入ったなとそんな気付きを得る日でもありました。
ガバナー月信にもありますが、例えば「インスピレーション」など一見分りにくい点も非常に分かり易く丁寧にご説明して頂いております。今日、まだまだ経験が不足な我々会長・幹事に親身になって分かり易くご説明頂いています。
幹事でありながら会長エレクトである事も気付かされる大変身の引き締まる有意義な日を迎える事が出来ました。
ガバナーが提言されております「持続可能な絶え間なき変革のスタート」が今年であるとしたら、来年はそれをしっかりと継続出来、クラブとしては30周年、日本のロータリーとしては100周年を再来年に迎えられるよう頑張って参りたいと思いますので、その誓いを申し上げると共に簡単粗辞ではありますが、謝辞とさせて頂きます。本日は誠に有難うございました。