担当 会員増強・維持委員会(3月14日)
卓 話
講師:安孫子 建雄 様
RI第2510地区パストガバナー
皆さん、こんにちは。 私もパストガバナーになってから中々お呼びが掛からなくて、一度きり札幌クラブにいきなり呼ばれた事がありまして、それきりご無沙汰しておりました。楽だなあと思っていましたら、関根会長からメールをいただきまして、気を引き締めて今日は参りました。
偶然、佐藤パストガバナー、デジグネートの福田さんにお会いできるとは思いもしませんでしたが、もしかしたら今日会うかなと思いながらこちらへ向かいました。
指名委員会委員長の役割は一回きりでございますので、今回は12月、1月と年を越せるかハラハラしている時期がありましたけれども千歳からこのように「素晴らしい方をご推薦いただいたという事で乗り切る事が出来ました。本当にほっとしております。指名委員会の裏話をしても仕方がありませんが、なかなか簡単にいかない年もあります。いろいろなご意見がありますので難しいのですけれど、1つはどうしても候補者が札幌中心に出るケースが非常に多いです。札幌以外から回さなければならないだろうという意見もあります。私も江別から出たのですが、そういう部分ではまだまだ他の地区から出す必要があるのだろうと思います。
今日、関根会長が素晴らしいお話をされたので、次は何年後になるかわかりませんけれどもこちらから出る可能性があります。会員が少ないからという話をされるクラブもありますが、そうではなくて私のクラブも出た時は30人そこそこでした。どうしようかなと思いましたが、実に上手く皆さん協力していただいて一年+アルファ何とかやってこられました。
第2510地区は69クラブでかなりあちこちにあります。札幌中心に物を言って悪いのですが、どうしても遠隔地からいうとうちはそんなチャンスは無いという話が出ますが、実にいろんな人材がいらっしゃるので、この方はガバナーをやられてもという方がたくさんおられる訳です。只、仕組み上、人数が少ないとか遠隔地だという話になる訳ですから出しづらいという事があるのではと思います。
それを是非、これからも頭の中に入れながら道央中心から拡がっていくことになればと思います。
名古屋の地区の話をすると、ガバナーは本当に小さいクラブからも出ています。只、地区を運営するスタッフ、大会運営のスタッフ、その他ほとんど名古屋で準備するというような仕掛けもあります。ですから、そういう方法論も考えていくと少人数クラブでも可能性が出てくるという仕組みも必要なのかなと思っております。

会長からのメールの中に会員増強についてありました。会員増強月間は7・8月で既に過ぎていると思いますが、私もパストになってすぐの仕事が会員増強委員長でした。なかなかその役目を果たす事は出来ませんでした。
難しいのは会員増強のプログラム・メニューはいろいろありますが、それを実行して遂行するということは、そんなにたくさんある訳ではないと思います。基本的には皆さん方が自分のお仲間を集めてこようという意識・意思だと思います。うちのクラブでもそういう事を言われてやりました。1人、2人が探して歩くのもなかなか大変なので、クラブとしては何人かでチームを組んで、そしてやるのも一つの方法だと思います。どんな人がいいかという話を集めてきて、何人かのメンバーで勧誘して歩く。これは相手の方にとって圧力と感じるかもしれませんが、そういう方法もあるのかなと思います。
会員増強を1人だけの役割にしないで、なるべくクラブで共有できるような形で増やしていく事かなと思います。
一番大事な事は、自分達のメンバーとしてどうかという意識だと思います。毎回例会に来ていろいろな方とお話して、それをいいなと思う気持ちが無ければ、どんな人に声を掛けても上手くいかないと思いますので、まずクラブが楽しいクラブとして進んでいくという事を基本にすると、会員の勧誘も進むのではないかと思っております。
今日は私の仕事柄の事で申し訳ありませんが、お手元に世界の小麦の状況をコンパクトにまとめたプリントがあります。それを中心にしてお話をしていきます。
── TPPの現実と世界の小麦生産、日本の小麦輸入について資料でご説明いただきました。後半はアメリカを視察された際の多くの画像をご紹介いただきました。