会長 尾本眞二
本日は、お忙しい中、嵯峨義輝ガバナー、西方洋昭地区幹事、齊藤聡地区幹事、千歳セントラルRCに来ていただきまして、ありがとうございます。
会長・幹事・会長エレクト懇談会、そして理事懇談会が無事に終わりホッとしております。
さて、嵯峨義輝ガバナーのご挨拶のに、「K.R.ラビンドランRI会長は『世界へのプレゼントになろう』をRIのテーマとしました。私たちは生まれると同時にいろいろなものを授かります。今、自分がこうしているのも数多くのプレゼントのおかげです。このような有難いプレゼントに一体幾つ恵まれてきたのだろうか。ラビンドラン会長は熱く問いかけてきました。『プレゼントする』ではなく、『プレゼントになる』。この一年間はそのための時間です。幸い今年度は1日多い366日間あります。一日一日を大切に自らが世界へのプレゼントになるべく、共に歩みましょう。」と話されています。
私にとって1年間が1日多い分、今のところその1日が苦痛に感じてしまいますが、限られた一年間、頑張っていきたいと思います。
嵯峨義輝ガバナーには、限られた時間で恐縮ではありますが、ご講話をよろしくお願いします。 |
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会長・幹事・会長エレクト懇談会(午前10時) |
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理事懇談会(午前11時) |
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国際ロータリー第2510地区 ガバナー 嵯峨義輝 様
皆さん、こんにちは。 人格高潔な嵯峨です。(笑)
どうぞ宜しくお願い致します。
今日は千歳セントラルRCを訪問させていただきました。14ラブ目であります。 午前10時から会長、幹事会、そして理事懇談会に参加させてもらいましたが、本当に理想的なクラブではないかという気がしながら意見交換をしていました。
今これほど会員数を伸ばしているクラブは、特筆すべきクラブだと思います。女性会員の構成比率も高いということで、他のクラブに胸を張ってモデルに出来るのではないかと、会長にお話ししました。
先ほど100%例会出席の会員を表彰していましたが、あのようにリスペクトする場は必要だと思いました。
ただ一点、素晴らしいことをされているクラブだからこそ、お伝えしたい情報があります。札幌ロータリークラブは例会出席率99%、ほぼ100%です。忙しい人ばかりですが意識の問題だということです。札幌ロータリークラブのロータリアンという誇りを常に持っていらっしゃると思うということを前年度会長、今年度会長もお話していました。
自分の欠席で100%でなくすることは出来ない。そんな思いを持っている会員が多いです。ニューヨーク、パリ、東京でメーキャップする。意識の高さであると思います。
千歳セントラルRCは、これだけのプライドの持てる事業をなさっているクラブであります。是非とも出席率100%を目指すクラブをお願いしたいと思います。
先ほどの理事懇談会でも話がありましたが、例会を大事にするクラブです。例会はロータリーの基本であります。
米山梅吉翁も「例会は人生の道場である。入りて学び、出でて奉仕せよ」という言葉がありますが、是非とも100%を目指しそんなクラブであって欲しいと思います。
ガ
バナーの任務は、第1にRI会長テーマを各クラブに行って皆さんにお伝えすること、第2任務は各クラブの現状、課題をRI会長に報告することです。
その前にラビンドランRI会長をご紹介したいと思います。
インド生まれのスリランカの方です。3代続くロータリアンでプリントケアという世界最大のお茶のティーバック会社を経営しています。創業者で現在もCEOです。21歳でスリランカのコロンボロータリークラブに入り現在63歳です。一週間にわたる1月の国際協議会の初日にRIテーマを発表しました。最後のスピーチが印象に残っています。
「私はロータリーによってポリオから救われた一人です。私がが小さい時に母親がポリオでした。ポリオ重傷者は鉄のドラム缶のようなものに入って治療しました。スリランカにはこれがなく、父のロータリー仲間の貿易商社、製薬会社の人、祖父の仲間などロータリアンが八方手を尽くして、緊急にスリランカに鉄を入れました。おかげで母親は助かりました。私はロータリーに母の命と愛をプレゼントされました。」
我々ロータリーは、1979年からポリオに関わっています。当時、世界中に蔓延しておりました。フィリピンもそうでした。
フィリピンのパストガバナーが国際ロータリーに「何とかポリオの予防活動を取り上げてくれないだろうか。」と要望書を出しました。それを受けて600万人の子供に毎年ポリオをとるようにしました。1985年、ロータリー80周年の時にポリオプラス計画をだし1億2千万ドルを集めてポリオ撲滅しようとしました。倍の金額が集まり、1988年ロータリーがWHO、ユニセフ、CDCをパートナーとしてポリオ撲滅の組織(EPPI)を立ち上げました。
これを受けて、ビルゲイツはロータリーに1億ドル寄付しました。その後2億ドルチャレンジを始め現在に至っています。
(中略) ロータリー財団は、お金を集める団体というイメージでした。我々はこういう事をやって子供たちの未来を創ってきております。
一回ゴルフをしないで出したお金、一晩飲みに行かなかったお金の寄付で1300万人の子供たちの未来が救われています。
我々一つ一つの積み重ねがこの事業の意義であります。
是非とも皆さん、我々は胸を張って誇れるロータリアンとしての活動をしているという強い意識を持っていただきたいと思います。
我々ロータリーは、世界の子供たちに約束しています。「君たちの未来にポリオのない世界を作る」。これがロータリーの約束です。
是非ともご尽力いただきたいと思います。
今日は朝からセントラルRCの皆さんと懇談会をしてきました。
本来は会員増強ですとかお話をするのですが、もうこれ以上、何も話すことはありません。
ただ、ロータリークラブ・セントラルへの登録は尾本会長よろしく頼みます。
ロータリアンの皆さん、是非とも世界へのプレゼントになろうではありませんか。皆さん達のこれからの一年のロータリーライフで、このテーマをどのように捉えられるかは人それぞれだと私は思います。しかし、これが今年度のRIのテーマです。
テーマをもとにいろいろとチャレンジされる年になることを、ご祈念申し上げます。今日は素晴らしい訪問をさせていただきました。
千歳セントラルRCが、そして会員の皆さんが素晴らしい今年度をお過ごしになるよう心からご祈念して、私の話に代えさせていただきます。今日はどうも有難うございました。 |
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