プログラム委員会
委員長 高木昌人
本日の講師 リサイクルファクトリー㈱ 千歳事業所 所長代理 本村信人様の略歴をご紹介します。
本村信人様は、 昭和45年4月3日札幌市生まれ、来週で45歳。 立教大学法学部を卒業後、実業家であるお父様の跡を引き継ぎ、㈱本村損害保険事務所、㈱マリンパーキングセンター代表取締役を歴任され、平成20年グループ会社であるリサイクルファクトリー㈱に入社。千歳事業所の所長代理に就任され現在に至ります。その他、環境への取り組みの主な活動として札幌市環境活動推進会議委員、札幌市ごみ減量ネットワークスリムネットの幹事を務められたと伺っています。諸団体の活動にも熱心に参加されており、札幌青年会議所、千歳青年会議所に所属され日本青年会議所等にも出向されております。またライオンズクラブ、中小企業家同友会、倫理法人会等にも参加され多方面でご活躍されております。それでは、本村様宜しくお願いします。
(例会担当委員会 プログラム委員会)
講師 本村信人 様
リサイクルファクトリー㈱千歳営業所 所長代理

ミが抱える問題には様々なものがあります。 根幹には、大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とした経済構造があり、結果として、資源の枯渇、自然破壊、貧困や戦争、倫理の喪失が起こっています。 対処療法的ではありますが、解決策としてリサイクルがさかんに叫ばれるようになりました。 しかし、事業としてのリサイクルは果たして採算が取れるのでしょうか。 結論から言うと、やり方さえ間違えなければ採算は取れるはずです。一般的な商売と違い、通常は経費となる原価さえも売り上げに出来るからです。 簡単に言うと、100円で売られていた、売れ残りのりんごを20円で引き取り、豚のエサとして90円で販売します。すると20円+90円で110円の売り上げになるのです。 ポイントは他社が参入していない市場で、価格決定権を握ることが重要です。 採算が取りやすい反面、リサイクル、すなわち廃棄物処理業界は参入障壁が大きい業界です。 行政の規制が厳しく、地域住民からも必ずと言っていいほど反対されます。 地域に溶け込み、共に栄えて行く覚悟が無ければ必ず失敗するでしょう。 CSR(企業の社会的責任)が叫ばれる現在、すべての業界に共通することかもしれませんが、持続可能な社会、地域の発展を担うという高い志を持って事業に臨めば、成功への道は拓けると信じております。