担当 / 会長 武田 伸也
本日の例会は、昭和25~35年までの期間に収録されたビデオ映像をご覧いただきます。ビデオ動画です。
これは千歳市が、昭和24年から10年間隔で記録映像を撮っています。
一番新しいものでは平成21年までのものが収録されています。お忘れだと思いますが、数年前に昭和36年から10年間の映像を、例会で皆さんにご覧になっていただいた事もあります。その機会に、今日の映像を本当は見ていただきたかったのですが、その時は手に入りませんでした。
さて、本日の映像の時代背景ですが、千歳に駐留していた米軍の主力部隊がいなくなって一段落し、本来の経済、マチづくりが本格化した頃だったようです。当時生まれてもいない
私が偉そうなことは言えませんが、千歳市の年表などを紐解くとそういった時代のようです。細かな事は映像には出ていませんが、先輩会員の皆さんは懐かしい風景をご覧いただければ、その時のことを思い出すでしょうし、私共の若い会員にしてみても、先人の皆さんがどのような環境でマチをつくり始めたかという雰囲気を、映像を通してみる事が出来ると思います。
先々回の例会で井上副会長が三島市の映像をご紹介しました。
同じマチづくりのなかで、各々課題を抱えていると思います。千歳市においても経済の部分、ハード面では立派なまちづくりがされていると思いますが、清流千歳川を考えた場合に、ちょうどこの時期に少しだけ市民に顔を向いたマチづくりが出来ていると、清流千歳川が今以上に千歳市民に愛された必要不可欠な自然、憩いの場となっていたかもしれません。
決して今の千歳のマチづくりを否定しようとは思いませんが、欲張ればこの時期から市民の側に立ったマチづくりを想定していたならば、千歳のマチづくりに違った方向を見出せたかもしれません。
そのようなことも思い描きながら映像をご覧いただければ有難いと思います。
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