─ 会長 武田伸也
新年あけましておめでとうございます。
皆様には良い新年を迎えましたこととお慶び申し上げます。また、本日は佐藤秀雄パストガバナーをはじめ大勢のご来賓にご参会頂き、感謝申し上げます。
さて、ちょうど1年前のこの時期に民主党政権から自民党政権に代わりました。新しい安倍政権には景気の好転を多くの国民が望み、アベノミクスが展開されました。1年を経て、株式市場などでは好景気の兆しが見られますが、私の懐は寒々としたままです。財布に大きな穴が開いているごときです。
6日の千歳市の新年交礼会に出席されていた町村衆院議員が、今年がアベノミクスの効果が表れる1年となりますとの話をされていました。今年は、北海道、そして千歳市に好景気感が漂う、そんな一年となりますことを切に願うところであります。
今年3月で、東日本大震災から3年目を迎えます。自民党政権になり、徐々にではありますが、国の復興資金が被災地に回り始めていると聞いています。ただ、これからは地方治自体、市町村の力量によって復興に差が生じてくるとの話も耳に入ります。どうかそのようなことがないように、被災地全ての方々が、震災前の生活に一日も早く戻られることを、心から願う次第です。
ここで、千歳セントラルロータリークラブの昨年末まで上半期の活動を報告させて頂きます。
年度の最初に、今年の活動モットーを「すぐに活動する いつもニコニコ千歳セントラルロータリークラブ」とさせて頂きました。
会員一同、モットーを順守して頂けた如く、成果を上げております。
井上会員増強委員長、高塚副委員長が中心となり、会員皆さんのご協力の下、7月以降4名の新会員を迎えることができました。一人の退会者を生じることなく4名の実増は大変喜ばしい事です。会員の皆さんには感謝が絶えません。
そして、手島出席委員長、菅原副委員長を先頭に委員の皆さんが例会出席率の向上に努め、笹谷親睦活動委員長、高木副委員長、岩下委員には毎回テーマを掲げて楽しい親睦例会を企画して頂いております。また、各委員会の皆さんにも担当例会が興味深い内容になるよう知恵を絞って頂いています。そのようなことから、ここ数年の例会出席率の平均から、12月までの22例会の平均出席率が10%程向上しています。
会員増強、出席率、これらは単に数字のご報告となりますが、今後は数字に伴いますよう新会員にはロータリーへの理解を深め会員としての満足感を感じて頂くことが肝心であり、例会はより以上に内容の充実を図ることが大切となります。会員の皆さんには今後ともご協力をお願い致します。
奉仕事業として、昨年10月に千歳市の10名中学生を公募し被災地である宮城県岩沼市周辺に1泊2日の日程で連れて参りました。当初の目的「次世代に震災の記憶をつなぐ」は、報告会の席上で達成されたものと確信でき、大変嬉しく思っています。そして、ご来賓の大澤代表の千歳民報、羽生会員のちゃんと、そして道新の紙面上で大きく、詳細に幾度も掲載し報道頂けました。千歳市民にも広く伝わり理解頂ける事業となりました。関係団体、企業、会員の皆さんにはあらためて感謝申し上げます。
今年度は残すところ6ヵ月間となりました。今後はクラブ管理運営に重点を置き、次年度の白木年度に上手くバトンタッチできますよう努めさせて頂こうと思います。
最後に、今日ご参会頂いた皆様にとって幸多き、そして商売繁盛の一年となりますことを祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせて頂きます。
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