2007年4月3日
会員増強・選考・分類・ロータリー情報委員会  委員長  須藤  丈
── 今回の会員卓話では、須藤会員が仕事とされるカイロプラクターとしての専門知識を披露して頂けました。

我々の年代以上になりますとどうしても筋力が落ちてきますので“支え”自体が甘くなり、ゴルフ、スキーで回転したりしたときに脱臼してしまったり、40肩、50肩も支えに問題があって動かせなくなる状態です。
体はそれぞれのパーツごとにそれぞれ意味があって、関節はそれぞれの働きしかしなく、それが総合的に合わさった時に、いろんな動作が出来るようになっています。これが共通している構造の原則です。
手足を支えているお尻の筋肉、ここを鍛えていただきたい。また、いろんな要素を持っているのが首の骨、かなり複雑で首のまわりの筋肉を充分に鍛えることは体を維持するために必要です。首をほんとうに鍛えてもらうと、背骨から骨盤にかけての筋肉が鍛えられるので首をストレッチで鍛えてください。それによって安定した腰、肩甲骨、肩の末端の腕、足が自由に動かせます。土台がしっかりしていないと末端では力が出ないので首から骨盤までよく鍛えてもらうことが大事です。
同じ姿勢を続けないこと。予防する姿勢を考えますと、必ずカーブを前腕カーブに持っていく姿勢を自分でとる。顎と臍、この2つを自分で気づき直す。体の構造を理解し、重いものは近づけて持つ。
5月には植林作業がありますが、足の筋肉の前、後ろをストレッチし暖めて柔軟に動けるようにした後に作業をしてください。その時は、頭の位置を上げた状態で自然体を維持しながら動くと体の動きが楽になり負担も取れます。
また、運動する時よりもした後にストレッチをして筋肉、アキレス腱をのばしたりやわらかくしたりが大事なので気をつけてください。
足を使い、これらの機能がバランスよく動けるように無理なく楽な位置で何事もすること。全身の筋肉が全体に一緒に使われる作業、水泳も体に負担が少なく鍛えられるので非常にいいと思います。
つま先の位置、動く角度が大事で小さなもの重いものでも角度を間違えると一番致命的です。
体の構造に留意し、自然体を維持しながらいろいろなことに挑戦してみてください。