担当 幹事 齊藤博司
皆さんそれぞれ自分の胸に手を当てると、これはという運動能力の衰えを感じていると思います。私も一切運動をしていませんので、玄関で転んで目から火花が出た経験があります。身体能力の衰えを感じているだろうと思える皆さんには、丁度良い機会ではないかとこの企画をいたしました。
講師の河端様、長山様は北海道千歳リハビリテーション学院をご卒業されています。菊谷様は北海道文教大学理学療法学科のご卒業です。お三方とも地元の千歳、隣町の恵庭で学んだ方という意味でも身近に感じていただきたいと思います。(1月12日)

幹事 齊藤博司
ゲスト、ビジターの皆様
北星病院 リハビリテーション科
河端    新 主任 理学療法士
長山 裕史 理学療法士
菊谷 杏梨 理学療法士
卓 話
理学療法士  長山裕史 様
始めに、体の簡単なチェックシートを配らせていただいております。後半にこのチェックシートを元に運動を紹介させていただきたいと思います。
本日はお忙しい中、貴重な時間を割いていただき有難うございます。普段の業務は腰痛、膝痛のある外来の患者様、手術後の骨折などをした患者様に急性期のリハビリを担当させていただいています。
専門学校時代も合わせて千歳に住んで7年目となります。
健康予防としてこの地域に関わっていけるようなことが出来ればと思っています。

制度面に関して
リハビリ職とは
当院での取り組み
身体チェック!
と題してご説明いただきました。
理学療法士  菊谷杏梨 様
北星病院でリハビリスタッフとして働いております。特技は木登りです(笑)。 チェック表をお持ちでしょうか。簡単なチェックが10項目ありますので皆さん付けてみてください。
① О脚またはX脚である。
② 立ち上がり・歩行・階段で膝に痛みが出る。
③ 膝がまっすぐ伸びない(膝裏がベッドにつかない)
④ 早く歩くことが難しくなった
⑤ 体重が増えてきた(BMI28以上)
⑥ 朝、顔を洗う際に腰が重い・痛い
⑦ タバコを吸っている
⑧ 腰をかがめると重たい・痛みがある
⑨ 椅子に座っている時間が長い(同じ姿勢を長時間)
⑩ 1日に8000~1万歩歩いている(約1時間半)
①~⑤・⑩ に当てはまった方! こちらは注意が必要です。
変形性膝関節症予備軍です。具体的には、膝関節のクッションの役目を果たす膝軟骨や半月板が長期間に少しずつ擦り減り変形することで起きていきます。
日本全国では2350万人います。男女の割合は1:3です。比較的女性の方がなりやすい疾患です。症状としては歩行、階段などでの痛み ・膝に水が貯まるなどの症状が出てきます。
ご自分でのセルフトレーニングが重要となります。
ということで、今日は座ったままできる簡単な体操を準備させていただいたので是非、やってみてください。

── 座ったままできる様々な体操を教えていただいた他、会員からの質問にもお答えいただきました。

最後に当院リハビリテーション科では出張健康予防教室を行っておりますので、困った時は是非、北星病院に来ていただけたら嬉しいです。
これで発表を終わらせていただきます。今日は有難うございました。